いい人とは⑤

いい加減終わりたい。本当にこれで終わります。5って数字いちばん好きだしね。

今日は二人のとても大切な友人に会いました。11:30に東京湾を挟んだところで待ち合わせだったけど、起きたら11:45だった。ほぼ無意識下でとりあえず一番初めに服を着替えてしまったから、爆速で頭濡らしたり顔洗って、せっかく着替えたのに服をビッシャビシャにしてしまった。電話で謝り倒しながら家を出て、土曜の昼とは思えないぐらい奇跡的に空いていたアクアラインでひたすら右足をペダルに乗せ続けた。メーターが170kmまで振れてたのはさすがに初めて見た。

 

そんなアホを寛大な心で許してくださったそのお二人に、現状何も解決していない「いい人」について聞いてみたので、メモしとく。

 

①相手の立場にたって考えたり、発言できる人

②やさしい人

 

①はまじでそうだと思った。「自分にされて嫌なことは人にもしない」的な考え方は、じゃあ自分はOKだけど他人には嫌なことだったらどうするんですか?という屁理屈マスターホイホイになりがちなのだが(いや、たしかにそうだよね)、これ言ったりやったら相手はどう思うかなって考えるの大事だし、それが出来る人はやはりいい人だよね。間違いないです。

 

②もねぇ、漠然としてるけど、真理だよね。①を漠然と言ったら優しい人、になると思うの。優しい人は相手の立場に立って、人が嫌だなと思うシチュエーションはつくらないよね。

 

ときどき発生する、「私はあなたのためを思って、嫌なことだろうけど言ってるのよ」な方々。いやまぁそれで自分はいい人だと思われたらひとたまりもないけども、こういう方々は優しいかどうかで「いい人」かどうかを判断できる気がする。その優しさってなんだろうね。

誰かの不足を他の人に言わないこと、なんじゃないかなと密かに思っている。

 

人間誰しも不足があって、それを指摘されることはほとんどの場合、いい感情が生まれない。けど誰かに指摘してもらうことで客観的に自分を観察できる、いいチャンスになるかもしれない。だから言う、でも間違いなく言われた側はいい思いをしないのだ。だから、こっそり、直接言う。他の人に愚痴ったり、みんなが聞こえる場所では言わない。これ、自分だったら一瞬癇に障るけど、よく考えたら結構嬉しくないですか?

 

自分が嫌われることを厭わず、でも相手の立場に立って考えられる。優しくていい人じゃない?わかんないけど。

 

いい人の考察終わりました。

いい人とは④

いい加減いい人の考察はやめたい。でもこのままだと今までこれだけ多くの人にfrequently useされてきた「いい人」という言葉が浮かばれないじゃない。なので自分にとっていい人とは誰なのだろう、何なのだろうということを考えてみた。

 

うーむ難しいね。あくまで他人である自分のことを、自分ごととして考えてくれる人、なのかなあ。つまり普遍的な意味での、広義の意味での愛を持ってくれる人、じゃないかなあと思う。わかりません、1ヶ月後には全然変わってるかも。

 

愛って大事だよね。恋愛についてはもう字の中に入っちゃってますけど、友人関係も仕事も学問も、結局は愛なんじゃないかと思う、最近。深いよね愛。

 

いい人とは②で登場した彼は、うまい具合に友達付き合いしている人だった。周りの人に対する評価が自分の中で確立していて、自身の貴重な時間を割いて対応する価値がある人とそうでない人、明確に線引きをしていたと思う。いろんな意味でとてもしっかりしている。彼は誰よりも、自分に対する愛が強いのかもしれない。たしかに、結局最後に頼りになるのは自分しかいないよね。

 

だから彼の生き方は結構カッコいいんじゃないかと思っていた。誰か傷つけてないか、誰かに悪く思われていないかすぐ考えてしまう自分とは真逆の生き方をしていて、もうここまで育っちゃったからにはどうにも真似できない。いいとか悪いとか置いといて、単純に自分にはできないことという意味で憧れちゃいます。

 

逆にいい人とは③で登場した彼女は、極限まで他人に優しい人間なのだと思う。嫌なことを言われても、どれだけムカついても、「まあいい人なんだよね」と、少なくとも口に出せるその愛。どうしたって悪いやつだと言えない、その優しさに心打たれてます。別に「あいつ最悪!本当に悪くて嫌なやつ!あんな言い方して!」と言うことだって出来なくはないのだ。実際そういう言い方をする人もいると思う。でも彼女は違う。少なくとも、口では、いい人なんだよねと言うことができる。その目的はなんだったとしても、優しい人であることに変わりはないと思う。。。思いたい。

 

ということで「いい人」にまつわる考察をほっぽり出して、「愛」というワードの難しさを新たに発見してしまいました。もうわかんないよ〜

 

いい人とは③

いい人という言葉がどんどん嫌いになってゆくね。でも考えたい。

 

この間会社で、10年上ぐらいの先輩が、ひたすら上司の愚痴をこぼすという、まるでドラマのワンシーンのように至極一般的な、それでいて非常に平凡な、さらに言えばなんの生産性もない、昼休みの1時間を過ごした。

 

「こちらの不手際もあるんだけど、あの言い方はないよね。まじで」そう。僕もその上司の喋り方は嫌いだなと思っていた。声を荒げるわけじゃないけど、反対意見を言う時、ちょっと小馬鹿にしたような感じで返してくるのだ。「こういうことですかね」「ハッ、そうじゃなくてさぁ。こっちだろ。どう考えても。」「なるほどですね」「ハッ、いや、なるほどじゃなくてさぁ…」みたいな。たしかに会話のキャッチボールをするたびに、ちょっとずつイライラが蓄積されていくのだ。たわいもない話はできる。けど仕事の話はできればしたくない、という感じの上司なのである。

 

「でさぁ、ずっとそんな感じで言われるから、もう最後私どうでも良くなっちゃって。なんも話聞かずに話終わらせちゃった。ま、いい人ではあるんだけどねぇ〜〜」

 

出たーーーーーーーーーーーー!!!!いい人!!!!説明してください、こんだけ愚痴っていい人だと結論づける理由を。

 

いい人って、もしかして逃げのワードだったりする?と書きながら唐突に思った。

 

愚痴るのは大変人間らしい行為だと思うが、ちょっとダサい行為でもあるよね。器が大きいというか、おおらかな人は愚痴らないだろうし、なんかそういう人はかっこよく見える。

 

だから多分、愚痴だけでシメたくなかったんじゃないかな。ストレス発散のために愚痴は言いたい。でも、(しかも入社2年目の前で)そんな小さい人間だと思われたくない。ちょっと恥ずかしくなってきちゃった。違う!私は余裕のある、なんでもこなせる人間だと証明したい。が、故の、「ま、いい人なんだけどね〜」なのではないか。

 

そんなこと言ったら、犯罪者じゃない限りみんないい人。

いい人とは②

そういえば僕は大学時代に1年ぐらい海外留学をしていた。留学とは名ばかり、毎月末国外脱出しては放浪の旅を繰り返し、学問はギリギリのギリでpassみたいな生活だったけど。まあ楽しかったのでそこは問題ない。

 

留学に行く前、自分でもちょっと驚くぐらい多くの人が別れを惜しんでくれた。いやいや多分途中で一回帰国するし、しかもたった1年だし。とは思いつつも、そういった方々の優しさが心に沁みて、すごく嬉しかったのをよーく覚えてます。忙しい中わざわざ連絡してくれたり、ご飯に誘ってくれるのが本当に嬉しかった。

 

そんな中、わりと深い仲だと思っていた人にこう言われた。

 

「君がいなくなったら、誰にテスト見せてもらえばいいんだよー😭😭」しかも3回ぐらい。

 

あー僕、この人の中では世界でたった一人の、かけがえのない、誰とも違う「僕」という人間ではなくて、テストを見せてくれる人、として生きてるんですね!

 

普通に、言われるたびに沈んだ。笑

だって、結構なかよしだと思ってたよ。僕がいなくなることではなくて、僕がいなくなることで被る損害を、君は悲しんでる。君にとってはテストを見せてくれる人間が消えるのが嫌なのであって、僕という人間が消えることはどうでもよいのですな。

 

あまり直接敵意を向けられることのない人生を歩んできた。どちらかと言うとこれも間接的だと思う。でも相当キタ。笑

好意の反対は無関心とはこのことなのだ。

 

彼にも言われたことがあるかもしれない。魔法のワード、「君っていい人だよね〜」。テスト見せてくれるから、だったのかなぁ。全然違う人だけど、「あの人めっちゃカンニングさせてくれる。まじでいい人」って言ってる人もいたなぁ。

 

いい人ってなんなの!!!!!マジで。

 

 

いい人とは

なんか、いい人と言われることがあった。学生時代。

 

いい人ってなに。

 

そういえばそう言ってくる人は、友達に…なりたて!みたいな人が多かった気がする。親しい友人にいい人って言われたこと、多分ない。

 

それは単純に僕がいい人でなかっただけかもしれないが笑、たぶん親しい人間同士でお互いがいい人だと評価する必要がないからだとも思う。

 

十年来の友人に、部活で濃い年月を過ごした元チームメイトに、恋人に、家族に、

 

「君っていい人だよね!」言いません、言われません。

 

だっていい人だから付き合ってるんだもん。いい人々によるいい関係。お金より大事。

 

だからいい人だよねと口に出している時点でお互いの本当に良い部分には触れ合えていないのだと思う。

 

そう考えるとどれだけ長く付き合ってるかって大事だよね。でもその理論だと、この先誰とも出会えなくなっちゃう。

 

人生まだまだまだありまして、もう今までの友人以外友達になれない、なんて馬鹿なことは言いたくないね。でも、ほんとうに難しいね。

 

 

ぼくとは

睡眠が好きです。なのに夜は眠れないことの方が多い。

 

目覚めも良くないので一日中眠く、夜は覚醒して眠れない。

 

日々その繰り返し。

そして気づくと一日が終わっている。

 

生きるとは徐々に死にゆくこと。

 

非常に甘い人間なのだと思う。

人生を雄弁に語る資格はないが、せめて感じたことをなんとなく記録していきたいと思いまーす。